「5-alias」用語集
※ネタバレも含まれています。
- エイリアス [alias]
- 何らかの理由でこちらの世界にやってきた存在。「別名」の意。
彼らをあえて定義するなら「異世界人」。本体というかこの世界とのつながりがないとすぐ消えてしまうような存在。
長命である上、人類の常識が通用しない存在なので、話がかみ合わないことも少なくない。
エイリアス・○○の○○の部分はいまのところラテン語で色に関する単語からとられているが、当時の依巫たちがノリでつけた名称なので意味はない。 - エイリアスエリア [alias area]
- エイリアスたちが持つ独自の空間。エリアとも呼ばれる。
彼らにとって拠点のようなものであり、その空間内ではエイリアスは様々な補正がかかる。 - 本体 [ほんたい]
- エイリアスにとっては重要な代物。
この世界に存在し続けるための楔のようなものであり、これが壊れてしまうと存在ができなくなる。 - 断片 [だんぺん]
- エイリアス化や本体の損傷などによりバラけた彼らの構成情報。本体≠断片。
断片を失うと記憶や能力に影響が出たりする。
アルブムとカエルレウムは元来同一の存在であり、そのせいか他よりも断片が多い。 - 薄明館 [はくめいかん]
- 虹が管理している施設。詩歌は週に4〜5日くらい薄明館で虹の手伝いをしている。
情報を提供する場で、対価を支払えばどんな情報でも手に入ると言われている……とはいうものの、実際は書店とかに近い。
本当の管理者はアルブムとカエルレウムであり、不在の間は虹が管理している。
ちなみに、虹が管理している時の内部は虹のエリアにつながっている。 - 依巫 [よりまし]
- 本来の意味とは異なるが、作中では実体のない存在を知覚できる存在のことであり、有座家や園本家においてはエイリアスの管理権限を与えられた人間を指す単語でもある。
そもそもそういうの知覚できないと管理ができない上、時代を経るほど能力が弱くなっているので勇人たちの世代になると、ほぼイコールみたいな意味合いになっている。
代々依巫は一族に伝わる能力と、そこから派生した能力の2つを有している。 - 有座家 [ありざけ]
- かつてエイリアスを作り上げた一族のひとつ。
代々「自分以外のものに憑依させることができる能力」を持つ一族。 - 園本家 [そのもとけ]
- かつてエイリアスを作り上げた一族のひとつ。
代々「実体のないものを一時的に具現化させる能力」持つ一族。 - ミト[海都]
- かつてエイリアス化に協力した1人で、勇人の先祖にあたる人物。
- シオン[詞音]
- かつてエイリアス化に協力した1人で、詩歌の先祖にあたる人物。